不妊治療でもホルモン剤が用いられる

不妊治療でホルモン剤が使われていること知っていましたか? - 不妊治療でもホルモン剤が用いられる

不妊治療でもホルモン剤が用いられる

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人間の身体の調子を整えるために必要不可欠なもの。それがホルモンです。男性夜門女性ホルモンという言葉は聞いたことがあるけれどもどのような効果を体の中でもたらしてくれているのかはいまいちわからないという人も多いと思います。不妊治療などの様々な治療にも使われるようになったホルモン剤についていくつかご紹介します。

ホルモンとはそもそも何?

ホルモンとは、一言で言うと体の中で作られる成分で、作られる部位は様々です。血液や体液に乗って全身を巡り、人間の身体の調子を緩やかに整える働きをしています。男性ホルモンは主に睾丸や副腎で作られ、女性ホルモンは卵巣で作られています。人間の身体をその時の正常な状態に整えるために不可欠なものであり、このバランスが乱れると様々な不調が身体に表れてしまいます。
更年期障害の治療に使われているホルモン剤
ホルモン剤が使用される場面として一般的なのは、やはり更年期障害の治療でしょうか。中年女性に多い更年期障害は、女性ホルモンのバランスが乱れてしまうことによって起こります。若いうちはリズムが整っていたホルモン分泌も40代あたりになると一気に分泌量が減少してしまいます。この現象に身体が耐え切れなくなることで起こる不調がいわゆる更年期障害なのです。このホルモン分泌の変化に耐えられるように足りないホルモンを補充しているのがホルモン剤で、内服薬や貼り薬が一般的です。

不妊治療に使われているホルモン剤

高齢結婚、高齢出産が増えている現代では不妊治療に通っている夫婦も多いと言います。不妊にも様々な原因が考えられますが、女性ができる治療としては主に排卵を定期的にさせる治療や着床しやすい体を作る治療でしょうか。その際に処方されるのがホルモン剤なのです。排卵誘発ホルモンにはクロミッドと呼ばれるものがあり、これを主に処方されます。副作用としては多胎妊娠などがあります。最近双子が増えているのはこの不妊治療の影響も少なからずあるようです。さらに、着床しやすい体を作るためには黄体ホルモンと呼ばれるプロゲステロンを含むホルモン剤が処方されます。黄体ホルモンは通常排卵後に多く分泌されるホルモンで、妊娠状態を維持するために分泌されています。処方される薬はデュファストンなどが一般的です。副作用には脳梗塞や心筋梗塞などがあり、用法容量を間違うと怖い薬でもありますので注意が必要です。

薄毛治療にも使われるようになっている

特殊な例ですと、薄毛の治療にもホルモン剤が注目されています。薄毛に悩む人は男女ともに多く、その原因は男女で違うのですが、主に女性の薄毛にホルモン剤は効果があるとされています。女性ホルモンの一種であるエストロゲンは肌を美しくし、髪をふさふさにする効果がある美容全般に関わるホルモンと言われていますが、最近では日頃の間違ったケア、ストレスや加齢によって薄毛に悩む女性が増えています。そこで女性ホルモンを補充することによって髪に元気を取り戻すという治療法が注目されつつあるのです。ただし、薄毛治療の場合は保険が使えませんので注意は必要です。

ホルモン剤の使用には注意が必要!医師の判断を仰ぐこと

ホルモン剤は身体の調子に直接影響しますので、用法容量を守りきちんと使用しないと副作用が怖い治療ではあります。更年期障害であっても不妊治療であっても医師の判断を仰ぎ、適切に使用するようにしましょう。

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